(老人性)乾皮症の薬・クリーム本当の効果

老人性乾皮症とただの乾皮症がありますよね。

でもこの2つの原因は同じ。前者が年齢によるもの、後者が若くても何かしらのきっかけでなるものです。

さて、この乾皮症ですが、原因ははっきりしています。

乾燥ですよね。ただ、その乾燥の仕組みをよく理解していない人が大半で、間違ったケア用品を使って悪化している、もしくは全く効果がないことが目立っています。

乾皮症の原因・仕組みを知れば、どのようなケア用品が有効で、どのような生活をすればいいのかハッキリ分かりますよ。

乾皮症でまだ試していないなら>>

老人性を含む乾皮症の肌状態

乾皮症の肌状態は、肌の水分がちゃんと維持できないことにより、ちょっとした刺激もかゆみ神経に到達。ヒスタミンが過剰に分泌されて痒くなってしまいます。

乾燥、乾燥とは言いますが、肌に水分を維持する機能が落ちちゃっているということ。この水分維持というのが乾皮症ケアのポイントです。

乾皮症原因の水分不足はセラミド不足

肌の水分を維持しているのは、セラミドなどを中心とする細胞間脂質とアミノ酸などの天然保湿因子です。ただその大半はセラミドが効果を発揮しています。

そしてこのセラミドは以下の原因で減少します。

セラミド不足の4大原因

  • 加齢
  • 寝不足
  • ストレス
  • 洗いすぎ

となっています。

老人性の場合

お年寄りの老人性乾皮症の場合、加齢によってセラミドを作る力が衰えてくるのと、皮脂量が減ることでより、お風呂や洗顔のときにセラミドが多く流れでてしまうのが主な原因。

若年性の場合

若年性の乾皮症は、主に洗顔やお風呂でのゴシゴシ洗いや過剰な洗顔・入浴により、肌からセラミドが流出。さらに寝不足やストレスなどでセラミドがうまく作れないことで起きます。

共通ポイントは洗いすぎ

つまり、共通しているポイントは「洗いすぎ」ということですね。

セラミドは脂質なので、石鹸やクレンジングなどで簡単に落ちてしまいます。普通の洗顔やお風呂で減少する分は、夜寝ている間に十分戻るので問題ありません。しかし減った量が多すぎたり、作る量が減ると必要量に足らなくなって乾皮症になってしまうわけです。

乾皮症の薬やケア用品のぶっちゃけ

つまり、老人性も若年性も乾皮症にはセラミド不足がポイントというわけです。

となると、乾皮症のケアにはセラミドを増やすことが求められるわけですね。

ワセリン軟膏

保湿ケアでお馴染み。コストパフォーマンスと安全性で図抜けた存在の白いこってりクリームです。

さてこいつの効果ですが、乾皮症の人は以下の悪循環になります。

  1. セラミドが少ない
  2. 水分が維持できずすぐに蒸発する
  3. セラミドは乾いだ肌では増えない
  4. また蒸発する
  5. もっとセラミドが減る…

という悪循環。

ワセリンは見たまんまこってりしており、肌の上仁皮膜を作ります。つまり水分が蒸発しなくなります。これにより、セラミドが増えるのを助けようというわけです。

ただ、先に書いたように、セラミドは年齢や寝不足、ストレスなどでもあまり作られなくなります。だから、ワセリンで乾皮症が治る人と治らない人に分かれてしまいます。だいたいは乾皮症の症状が軽くなるぐらいでしょう。

尿素

ひび割れ肌によく処方される尿素入りクリーム。

尿素はセラミドがなくなってカチカチに乾いた肌でも、角質を溶かして柔軟性をもたせます。また尿素自体にも若干ですが水分保持機能があります。

しかし、尿素はあくまで硬くなった角質を柔らかくするだけ。硬いよりは状態はよくなりますが、セラミドが増えるわけではないのであまり問題解決になりませんし、使い過ぎは肌荒れの原因となります。

ステロイド剤

よく勘違いされているのがこれ。ステロイド剤は炎症を鎮めるしか効果がありません。乾皮症は刺激に弱くなるため、あかぎれやひび割れ、ひどい肌荒れなどになりやすい症状です。

その赤い炎症を抑えるにはステロイド剤が一番。よくステロイド剤が悪者にされますが、それに頼って長年使うから問題なのです。あくまで炎症を鎮めるため。乾皮症の原因であるセラミドに関しては何にも作用していないので、ステロイド剤を塗っておけばという考えは捨てましょう。

抗ヒスタミン剤

乾皮症はポリポリ痒みが続くことが多いですよね。かゆみを感じるのはヒスタミンのせい。このヒスタミンを抑えるのが抗ヒスタミン剤。つまり痒み止め。

これでかゆみが収まったからといってセラミドに関しては何も作用していません。あくまで痒み止めであり、継続使用は余計に肌が乾燥して悪化することもあります。

セラミドを減らさず増やす生活をしなくちゃ損!

乾皮症は結局、肌のセラミド不足が中心。老人性の場合は皮脂不足もありますが、皮脂の代わりにオイル分を補っても、そのときにかゆみや乾き感が軽くなるだけですよね。

となるとセラミドを増やすしかないのですが、そもそも自然に増えて不足することがないのが普通。寝不足解消やストレス発散などで改善されるといっても、劇的に変化が望めることはありません。ただ寝不足に関しては人によって絶大な効果を発揮しますよ。普段寝ていない人は1週間規則正しく寝てみてください。それでかなり変わるはずです。

ではそれ以外の人はどうしたらいいかというと、簡単にできることとして洗顔やお風呂のときのケア方法を変えることです。

  • 洗顔剤を軽い物にする
  • 朝洗顔を水、ぬるま湯洗顔にする
  • 熱すぎるお風呂にはいらない
  • 長時間の長湯をしない
  • 洗顔後やお風呂あがりにはセラミドを補うクリームなどを塗る

といったことですね。顔は洗顔、体はお風呂。これが原因の一つになっていることは多いです。

そしてセラミドクリームなどを塗っておけばかなり乾きはマシになると思います。

体全体にO.K.の使いやすいクリーム

乾皮症の人の保湿ケアに使いやすい、セラミドクリームを紹介します。

ライスパワー アトピスマイル

赤ちゃんからお年寄りまで使用者多数

ライスパワーエキスNo.11 少量で伸びる ベタつきにくい仕様 ステロイドフリー

セラミドを増やすのを助けるライスパワーエキスNo.11中心のクリームです。乾燥による肌状態に悩んでいる人によく知られた医薬部外品クリーム。その作用はTV朝日の報道ステーションで紹介され、赤ちゃんからお年寄り、元アトピー肌の人までが愛用していると話題になったものです。価格が意外に安く、思っていたよりたっぷり使えるのがミソ。直接セラミドを補うタイプではないので即効性はありませんが、肌を痛めずにセラミドバランスを整えてくれるので、最低1ヶ月は使ってみて欲しいです。その手前には違う感覚があると思います。

顔の乾燥が特に気になる人はこちら

顔の乾きが特にひどい人は、顔用に作られたものを検討してみるといいでしょう。先ほどのアトピスマイルも当然顔に使用できますが、こちらのほうが、常に外気に触れる顔には向いていると言えます。

ディセンシア つつむ

洗顔と保湿ケアが大雑把でも完璧になる

人形セラミド2 NMF 刺激バリア 洗顔・クレンジングあり

敏感肌専門ブランドとして人気が出てきているディセンシア。このブランドは全ラインを通して、浸透の良い人形ナノセラミドを高配合しています。乾皮症の肌は乾きのせいで敏感になっていますよね。顔は特に皮膚が薄いため、使う保湿化粧品も刺激性にこだわったほうが無難です。その点ディセンシアは荒れている肌でも不思議と爽快。特許技術の刺激バリア機能のおかげで、真冬の寒風でさえ肌を優しく撫でられているようになります。

小林製薬 ヒフミド

びっくりするくらい後を引かないつけ心地

人形セラミド1・2・3 洗顔・クレンジングあり

のどぬ~るなどでお馴染みの小林製薬。製薬会社が保湿コスメを作ったらこうなりました、という感じの内容。成分に使い心地などイタズラに良くするものを入れず、愚直に保湿に必要な物だけを配合したという感じ。その割には使い心地はNo.1レベル。むしろ物足りないと感じてしまうほどですが、ちょうどトライアル使い終わりの頃に、いやまだこれからもっと良くなるぞ!という期待感が非常に持てるでしょう。本当に素直なセラミドコスメ。刺激性もなくて安心です。

ディセンシア アヤナス

諦めていたシワ・たるみも一緒にケア

人形セラミド2 NMF 刺激バリア シワ・たるみ成分 くすみ成分

乾皮症になると顔が一気に老けたような印象になりますよね。アヤナスは敏感肌専門ブランドながら、顔の気になる肌悩みをケアする成分が入っています。通常は敏感肌だと避けられる内容ですが、オリジナル成分などを用いつつ、外部からの刺激をカットして快適な保湿エイジングケアを実現しています。乾皮症による化粧浮きなら、同成分のBBクリームでカバーしてみるのも一つの手。合うか合わないかは分かりませんが、この内容のコスメ、BBクリームは他に見当たりません。